
【オンライン開催】
議会事務局向け デジタル活用研修会
~議会事務局職員が知っておくべき生成AI~
2024年2月16日(金)14:00-17:00
■開催趣旨
早稲田大学マニフェスト研究所では、「どう自治体を変革・経営していくか?」を考える場として研修会を開催しています。
今回は、議会事務局の皆様向けに、ChatGPTで関心が高まっている『生成AI』など、議会のデジタル化をテーマに取り上げます。
現在、多くの地方議会では、執行部から提供された資料をもとに議論が行われています。本来は、議会は二元代表制の精神に則り、対等な立場で政策立案に参画すべきです。執行部と比べ人員が限られる議会では、議論に必要なデータや情報を整えるためのデジタル化は不可欠です。しかし、現状ではそのような分析ができる議員・議会事務局はごく少数であり、結果として、個々の議員のエピソードに基づく議論が多いのではないでしょうか。
当研究所では、議会事務局・議会局こそが調査と分析を通じて議論の土台を築くことができると考えています。しかし、ほとんどの議会では調整役にとどまっています。この状況を変革し、議会事務局がデータに基づいた政策立案の支援を行えるようにする第一歩として、今回の研修会を企画しました。
この研修会では、生成AIの活用や議会のデジタル化について、有識者やデジタル化にチャレンジしている議会、民間企業から直接学びます。議会事務局の皆様が、より質の高い情報管理と分析を行い、議員がデータに基づく議論を展開できるよう、皆様と一緒に考える場にしたいと考えております。
皆様が各地から参加できるよう、オンライン配信(zoom)にて開催します。
有識者や民間企業による講演・事例紹介・コーディネーター(進行役)を交えた対話のセッションを設けております。講演と対話を通じ、ぜひ皆様と一緒に学びを深める場にできればと思います。
★議会のデジタル化に関し、参加者の皆さんからの質問も受け付けております。
「うちの議会では〇〇でデジタル化が進まない!他の議会ではどうしているのか?」
「苦労したポイントはあったのか?」
「次はどのように活用を進めていくのか?」などなど、聞いてみたいポイントがあれば申込時に記入してください。(登壇者の方々の講演の参考になりますので、事前に頂けると嬉しいです)
それでは、皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
※お申込みいただいた方には、参加用のID・パスワードをメールにて後日お送りします。
■概要
【日 時】2024年 2月16日(金)14:00~17:00(Zoomは13:50入室開始予定)
【形 式】オンライン配信(Zoom配信)
※PCやプロジェクタを使って、1つの申し込みにつき、複数人でご参加して頂いて構いません。
【対 象】議会事務局の職員。特にDX・デジタル系のご担当の方。
【お申込】無料
【定 員】200名(オンライン開催)
【主 催】早稲田大学マニフェスト研究所
【共 催】NTTアドバンステクノロジ株式会社【協 力】株式会社会議録研究所
【お申し込み】締め切り
■プログラム
※講演タイトル・内容は予告なく変更する場合があります。ご了承ください。
<2024年2月16日(金)14:00~17:00>
▽オープニング 早稲田大学マニフェスト研究所 招聘研究員 西川 裕也
▽【特別講演】 仮)デジタル時代の政策立案とまちづくりに革命をもたらすChatGPT活用法
デジタルハリウッド大学 教授 橋本大也 氏
デジタルハリウッド大学のメディアライブラリー館長であり、データサイエンスとAIの技術ベンチャー創業者である橋本大也教授が、ChatGPTの活用法について解説します。ビッグデータとAIを活用した実務経験に基づき、政策立案やまちづくりにおける新たな可能性を探ります。この特別講演を通じて、ChatGPTがもたらす情報処理の効率化や、意思決定の支援方法を学び、地域社会や行政運営における革新的な変革を促進しましょう。教育者であり、事業家でもある橋本教授の洞察に満ちた講演をぜひお聞き逃しなく。
(※ChatGPT4の出した文章をもとに作成)
▽【技術紹介】会議録作成の歴史から学ぶデジタル革新
(株)会議録研究所 鶴見祐輔 氏
過去~現在に至る会議録のデジタル化の進化を振り返るとともに、最先端のAI技術を活用した音声認識システムを用いた議事録作成の実演を行います。デジタル技術の進歩が議会運営にもたらしてきた変化の一例として、会議録作成に40年以上携わってきた同社から解説して頂きます。
(※ChatGPT4の出した文章をもとに作成)
▽【事例&対話】議会における生成AI・デジタル活用の可能性について
奥州市議会 議会事務局 千田憲彰 氏
丹波市議会 議員 小橋昭彦 氏
青森大学 教授/早稲田大学マニフェスト研究所 招聘研究員 佐藤淳 氏
このセッションでは、いち早くChatGPTの試行を始めた奥州市議会、丹波市議会議員から事例報告をして頂きます。そして、佐藤氏を進行役として対話を進めながらデジタルツール活用や生成AIによる調査の効率化や議会運営におけるメリット、課題について考えていきます。
また、参加者の皆さまからの質問も取り上げます。課題・疑問に思っていることなどの質問も歓迎です。議会事務局の職員として、デジタル活用のトレンドを理解し、より効率的・効果的な運営を目指すための洞察を得る絶好の機会です(議員に聞かれる前に準備しておきましょう!)。
《コーディネーター紹介》
青森大学 教授
早稲田大学マニフェスト研究所 招聘研究員
佐藤淳 氏
多くの地方自治体や議会で組織変革、人材育成、市民協働のまちづくり支援を実施。職員がやりがいを持ち、住民の声が行政に反映される自治体組織を目指している。早稲田大学卒業、民間企業出身。
▽【総括】早稲田大学マニフェスト研究所 事務局長 / 熊本市 政策参与 / 元川島町長(現・吉野川市) 中村健
首長経験者であり現在は熊本市の政策参与も務める中村から、皆様へのメッセージとして本セミナの総括を行います。
※セミナ終了後(16:50頃を予定)、講師との交流の時間を設ける予定です。
ご希望の方は終了後にそのまま残ってください。
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